ハロー、おかえり同志。
この記事ではOfficeのプロダクトキーを捨てるなど紛失してインストールできなくなった場合について書いています。
プロダクトキーは精神所有の証明であり、これがないとインストールできなくなることがあります。
では紛失したらもうアウトなのか?というと、なんとかなる可能性も一応は残されています。
この記事では下記2つのケースに分けます。
下の製品は「ケース1」
・Office 365 Solo
・「Premium」と書いてあるOffice
・2018年春頃以降に発売したPC付属のOffice 2016
・Office 365 サービス(タブレットPCに付属していたもの)
これより下の製品は「ケース2」…と分けます。
・Office 2010 以前の製品
ケース1:アカウントに登録するOfficeの場合
Office 2013からはディスクが付いてきません。こんな厚紙しか入ってなかったハズ。

ノートPCをはじめ、昨今ディスクドライブがないPCも珍しくないですから、ディスクの入っていない紙切れのように一見思えてしまいます。
特に富士通とか日本メーカーのPCだとプロバイダのチラシとかが何枚も入っていたりするので、まとめて捨ててしまうという人もいると思われます。
ちなみに前に書いた下の記事にもディスクがついてこないことを書いてます。
Office 2013以降はディスクが付いてないので、下のリンク先からサインインしてファイルをダウンロードする形式になっています。
Microsoftアカウント | サービスとサブスクリプション
使用開始時に必ずアカウントに登録しているため、↑のリンクからアカウント登録時のメールアドレスとパスワードを使用してサインインしましょう。
サインインすると下のような「サービスとサブスクリプション」という画面が出てきます。

画面を下に進むと登録されたOfficeの製品名が表示されます。

↑のとおりアカウントに登録されている製品のインストール画面が表示されます。
ここで、持っている製品が表示されなかったら別のアカウントに登録されています。
このようにアカウントに紐付き管理されるため、インストール時にはプロダクトキーを使用しません。
ただし、プロダクトキーがないとMicrosoftの窓口に相談しても対応してもらえなくなるので大切に保管しましょう。
プロダクトキーだけじゃなくてアカウント情報も無くしたら場合は、製品も登録情報もなにも手がかりがないからアウトです。
ケース2:アカウントに登録されないOfficeの場合
こちらは古いタイプ。
この頃の製品はアカウントに登録されないからインストールの都度プロダクトキーを使います。
もしプロダクトキーがない場合はその時点でインストールできない。捨てたなら諦めるしかない。
Office 2010(Mac版Office 2011)以前ならディスクケースの後ろに書いてあるから確認してみるといいでしょう。
もしPCにインストールしていて、プロダクトキーを控えておきたいという場合であれば、こちらで紹介している『EaseUS Key Finder』を使ってみるのもアリです。
Office2013以前のOfficeはサポートを終了して久しい製品なので、Microsoft 365 Personalなど最新の製品に買い換えた方がよいでしょう。
PCも古くなって動作が遅くなっているなど経年劣化の症状も見られることでしょうし、PCごと買い換えてしまうということもオススメ。
PC買い換えであれば、高品質で余計なソフトがなく価格も抑えられているツクモがオススメです。
どうしても諦めきれない場合
両方のケースでも解決しないということは…
・古いOfficeでプロダクトキーを無くした
このどっちかですが…ほぼ諦めた方がいいという域に達している状況なのは間違いないです。
もしも、
・現在インストールとライセンス認証が済んでいる
このどっちかに当てはまる場合は、下の電話番号にかけてみると再発行してもらえる可能性があります。
電話番号 : 0120-54-2244
受付時間 : 平日 9:00~18:00、土日 10:00~18:00 (祝日、弊社指定休業日を除く)
なかなか繋がらないし、パッケージだけが残ってるなんて状況…そうそうないと思いますが、どうしても諦められない場合は電話しても良いかも?
しかし何も残っていなかったり、古いOfficeを使用している場合は「WPS Office」を使う事を推奨します。
これはMicrosoftが出しているソフトではないですが、Microsoftのものと使い勝手がほとんど変わらないのに値段が半額以下です。
あるいはGoogle ドキュメント、Office Onlineを使う方法もあります。こちらはいずれも無料です。
Googleドキュメント
Office Online

ただしこの2つはインターネットに繋がっていないPCでは使用できません。
使用中は常にインターネット環境下にいる必要がある他、保存先がGoogleドライブ(Office Onlineの場合はOneDrive)に自動指定されます。
ノートPCを持ち歩いてオフライン環境で使用する事があるのであればWPS Officeの仕様を検討しましょう。
仮にMicrosoft Officeが突然使えない状況になった場合でも、Microsoft以外からもOfficeは出ているし、無料でも使えることがわかっていただければと思います。
いじょ。