コロナの影響を受けた小樽がどんな感じか写真で見てみる③ ー 堺町通り編

ハロー、親愛なる汝よ。

今回も、コロナ流行による緊急事態宣言の影響で小樽がどうなったか写真を中心にまとめています。

前回はこっち

コロナの影響を受けた小樽がどんな感じか写真で見てみる② ー 花園銀座商店街(花銀)編

今回は小樽の定番観光スポットである堺町本通りを回っていったときの写真をあげます。



小樽最大の観光スポットの現在

※写真は撮り下ろしです。サイトのガイドラインを満たしている限り無断転載OKです。

堺町は港のバスターミナルや広い北海道道(臨港線)近くにあり、観光客が立ち寄りやすい場所に位置します。

「通り」と名前がついてるだけあり、道一帯が観光スポットになっています。

下の地図で言うところの赤枠内が堺町で、僕が通った道が青線…内側が堺町通りです。

石造りの歴史ある建造物が建ち並び、海鮮丼屋などの飲食店や、土産物が並ぶ場所です。

普段なら海外からや修学旅行生でごった返している場所で、その様子はGoogleのストリートビューにしっかり記録されています。

で、これがどうなったか同じ場所から見てみると…

…この人の少なさが伝わるでしょうか…お店に入る人もいないし、そもそも開いてる店が少ない。

開いてるお店というのも高価格の海鮮丼のお店とか、怪しげな開運グッズ売ったり入る気にはならない店ばっかり。

逆に入ってみたいお店に限って閉店してるんですよ。

例えば、去年の小樽アニパで数少ないコスプレ入店OKだったガラス細工のお店『小樽 浪漫館』

アニパの時もガラスペンとか見て、併設されてるカフェでケーキ食べたりしたので、今回も入りたかったんですが閉店中。

デスクに飾れるような硝子のアクセサリーとかオルゴールとか見てみたいなーと思い療法のお店に行きましたが、シャッターが閉まっておりどちらも閉店中。

何のお店かわからなかったけど、すごい立派な作りしてて興味あった店も休業中(アクセサリー屋らしい)。

「閉店」ってだけ書いてあって潰れた…のかと思いきや単にコロナで休みにしてた超風情ある宿。

営業してるのかわからないけど、逆にそれがいいかもしれない…

どの店も「観光客にお金を落として貰う」方針で、高価格でサービスの良さをウリにしてる感じです。

海外からの観光客からしてみたら英語や中国語、韓国語が通じるってだけでも価値はありますからボッタクリとは言いませんよ。

でも地元民からしてみたらクソ高いだけで、普段行かない寿司屋とかばっかりで、入る気にならないよなーと思わざるを得ない。

んなもんで、頼みの綱である観光客がいないこのあたりはヒジョーに寂しいことになってました。

どんぐらい過疎ってるかというと、商店街が自虐ポスターを作っちゃうぐらい。

密です。前向きなのはいいけど、今こそ地元民向けになにかやったりすればいいんじゃないかなーと思ったりします。

…ホントに観光客向けの店とかサービスって高いんだ…小樽といえば人力車だけど、この値段見たら観光客でもドン引くぜ…?

ちなみに今回人力車は1つも見ませんでした。やっぱ休みだったか。



1つ、行くべきスポットもありますよ

そういうわけで、小樽最大の観光スポットを巡ったワケですが、ぶっちゃけ何もない…

コロナ前だったらオルゴール館とか浪漫館でガラスペン買ったりとかできたかもしれませんが、そういう店に限って休業中。

…本当はコーヒーカップとか欲しかったんだよね…コメダにあるような分厚いヤツ。

さして家から遠くないからお土産も興味ないし『LeTAO(ルタオ)』のお菓子も札幌で買えるし…ってなるとマジで買う物がない。

となると、ここだけは行った方が良いなと思えるようなお店は1つしかない。

かま栄!

かま栄のかまぼこというと札幌のデパ地下や新千歳空港に売ってますがマジで旨い。

テラス席が封鎖されていて直売だけでしたが、そこそこお客さん入ってました。

すり身を食パンで巻いて揚げるという、美味しいけどカロリーがヤバイですね!な『パンロール』が特にオススメです。

引用:パンロールについて | 小樽 かま栄のかまぼこ

かま栄で売られているすり身って何食ってもおいしいんですよ。醤油とかいらないもん。

レシピ真似て自宅で再現するとなれば、まず単体でも激ウマなすり身を用意しないと行けないのでかなり厳しいです。

消費期限が短いのでネット通販などはなく、実店舗でしか食べられない地味にレアな一品です。

しょっぱすぎないけど味はしっかり濃いので、旅行で食べる機会があれば、是非ホテルの自室に持込んでビール飲みながら食べていただきたい。

ビジネスホテルで食べながらビールを流し込む…!これだけで、その辺のラーメン屋に行くよりも満足度の高い晩酌に…!!

すり身の『旨み』と『塩味』に混ぜられたタマネギの『甘み』、これにビールの『苦み』『酸味』を加えて人間の味覚すべてを反応させる完全食に進化します。

豚挽肉とコショウも聞いているのでパンチも十分です。

加えて特に小樽には色々なところで買える『小樽ビール』って最強のドイツビールがあります(製造元はびっくりドンキーの会社)。

後に書いていきますが、ビール嫌いをビールに目覚めさせるぐらいには『小樽ビール』ってマジでウマいんだ。

というわけで観光地を回ってきた記録でございました。まだ3つぐらい続く…かな?

今回はこの辺で。

いじょ。

コロナの影響を受けた小樽がどんな感じか写真で見てみる④ ー 色内・旧国鉄線路沿い編