ハロー、おかえり同志。
1つ前の記事でヘルメットをフルフェイスにし、安全性を高めたことを書きました。
ヘルメットをケチった分、今度は首から下の防御力を高めるためにプロテクターにお金を回すことにしました。
バイク用品を販売しているナップスがデータを掲載していましたが、バイク事故で死亡原因になった損傷部位は1位の頭部(48.1%)に次いで2位が胸部(26.9%)、3位が腹部(6.7%)。
…つまりは、首から下の上半身部分ですな。
※オートバイ乗車中の死亡事故における損傷主部位(警視庁:平成25~30年統計)
道路に投げ出さて胸を強く打って死んでしまったケースは結構あるようで、安全性を高めるならプロテクターの着用は必須になります。
ところが損傷部位で高い数字を出している割に、プロテクターの着用率は2018年で7.8%というデータが警視庁から出ています。
※プロテクターの着用状況(警視庁:平成21~30年調査)
胸部、頚部、脊椎を守る バイク用プロテクター | オートバイ用品店ナップス – NAPS
不用心と思われるかもしれませんが、ヘルメットと違って着用義務が無く、教習所でつけたゴッツい胸部プロテクターのイメージがあってださいのです。
こういうやつね。
これは上からジャケット着たりするならアリだと思いますが、ファッション性とは別に問題があったりもします。
教習所でだいぶ使い込まれたモノを着用した人なら想像つくかもしれませんが、ゴムがのびのびになるのです。
装備にも手間がかかるし、ださいし耐久性にも難がある…そんな問題点を解消できるのがバイク用のジャケット。
バイク用のジャケットには胸部、背中、肩、肘の部分にプロテクターが仕込まれているものがあるのです。
僕が買ったのがこれのXLサイズです。
教習所でおなじみコミネのプロテクターですな。
これはジャケットと同じで上から羽織るだけでOKなので、近所に行くときもそんな手間無く着用できます。
着てみた外見こんな感じ(身長178cm体重63kg)。

これのなにがすごいって、防御力があるだけじゃなくて着てて涼しいんですよ。
夏場に着てたら暑そうって思われがちですが、メッシュ生地による通気性はハンパではなく日光を防ぎつつ涼しい風を通してくれるという優れもの。
初めて着て走ったときユニクロのエアリズム初めて着た時並の感動がありました。半袖で走るより間違いなく涼しい。
30℃ぐらいで夕張までツーリング行ったんですが、快適どころかちょっと肌寒さを感じる程度には涼しいです。
んなもんで、ジャケットの下にはラッシュガード着ておくと寒くならず良い感じです。紫外線かなり防いでくれるしね。
デザインも、ウデや背中のコミネのロゴがやたら主張していること以外は良い感じです。


…プロテクター作ってる会社ってタイチといい、なんでここまで企業名を強調するデザインばっかなんですかね……
KOMINEのロゴを見て「だせーw」ではなく「あの人は安全運転を心がけてるんだ」と思えるようになったらあなたも立派な優良ライダー…かも。
いじょ。