10月に入りました。ハロウィーンの季節でございますよ。
ここ数年、特に渋谷なんかハロウィンになると各地でコスプレする人で大盛り上がりになってきました。
札幌でも大通り周辺で大規模なコスプレイベント「サツコス」が行われます。
10/26【北海道最大級仮装&コスプレパレード】ハロウィン大通大行進2019今年も開催決定
毎年3万人が参加!更衣室無料!ハロウィンの思い出を作ろう!
大通地区がパレードを全面的に応援します!https://t.co/yCwU2QuP8zhttps://t.co/WyYUsgVZJD#ハロウィン #二番街商店街 #コスプレ #仮装 #大通 pic.twitter.com/VtQGrilFk0— SAPPORO CITY COS!サツコス【オフィシャル】 (@satsucos) September 26, 2019
僕は既に9月に小樽でコスプレしたんで、どうしようかなーと迷い中です。
そん時の体験はこちらを参照よ。
こんな感じで、僕は3年前からコスプレを1年ぐらいおきに楽しんでます。
そこで、僕なりに「コスプレをはじめてみる」ということへの考えをつらつら書いてみます。
凝りすぎは禁物です
「このキャラ好きだからコスプレしてみたいなぁ…」なんて考えると夢が広がります。
しかし、いざ始めようとすると
・化粧ができないし…
・カラコン怖くてマジ無理
といった心理的ハードルがけっこうあるのです。
実際、僕は葛葉ライドウのコスをするうえで「ライドウは肌が極端に白いから化粧スキル必須だな」って思ってました。
でも実際はそんなことなくて、自分ができる範囲決めて妥協するのが重要だったりします。
こだわりすぎるとキリがない世界なんで、カラコンが苦手なら裸眼でも全然問題OKです。
なによりも
イベントを楽しむこと
コレが最重要です。
衣装に着替えた直後は「もうちょっと凝ればよかったなー」と思っても、歩いてるうちに気にならなくなるもんです。
火将ロシエルさんや、えなこさんみたく写真集出したり、企業からオファー来てからガチでやるぐらいの心構えでいいんじゃないかなと。
ちなみに僕は衣装届いたあと、少しでも肌を白くみせるべくメイク道具や化粧品をAmazonで見てみたんですが……
女の人って化粧にこんなお金かけてるの……!?ってびっくりしました。
コスプレ始めると、こういった自分が知らない世界を知ることができます。
どうやって衣装を用意するか
人気作品だと、衣装やウィッグがネットで買えます。
ラブライブ!を筆頭に、人気作品だと衣装が大量生産されてるので既製品が安く手に入ります。
音ノ木坂学院の制服は衣装がかわいくて性別問わずウケがいいですし、奇抜すぎないので結構人気ですね。
オールジャンルのコスイベなら規模を問わず必ずと言っていいほど見かけます。
逆に作品がマイナーで既製品がなかったり、自分に合うサイズがない場合は衣装をオーダーメイドしてもらいます。
有名どころだと
・コスパ
・コスプレ衣装どっとこむ
・コスプレショップぱるふぇ
・cos250
このあたり。一番老舗なのはコスパかな?
僕は転職後人生初のボーナスを費やし、cos250でライドウの衣装作って貰いました。
サイズぴったりに作って貰えるし、買ったけど着てみたらサイズが合わない…というリスクを防げます。
規模にもよりますが、既製品がない場合はキャラが被りにくく写真をお願いされやすくなるのもポイント。
しかし、オーダーメイド故に価格が高く、届く時間も長めです。
価格も相場とかない世界故、見積額は業者によって全然違ったりします。
もう5年以上前なんで参考になるか微妙なところですが、ライドウの衣装を見積もりして貰ったときは
・コスプレ衣装どっとこむ:15万円以上
・cos250:47,000円
と、10万近く違いました。
業者によっては価格を抑えるため、中国で作って送られてきます。
クオリティは問題ないですが、国慶節など中国の大型連休とカブると到着が遅れることもあるのでこの辺はご注意を。
僕は時期をハズして7月に依頼しましたが、衣装が届くのは10月頃でした。
届くまでに体型が変わってたりすると「オーダーメイドなのに着れない…」ってなるので、届くまで体型維持に努めましょう。
写真はよろこんでOKすべし!
写真撮られるのが嫌!って人もけっこういたりしますが、正直損してるなーって思ってます。
僕も写真撮られるの苦手な部類なんですが、コスしてるときって写真撮られるのめちゃめちゃ楽しいんですよ!
特に面白いって思ってるのが、写真をお願いされるとき
「お!ライドウさん、写真いいですか?」
ってキャラ名で呼ばれること。これが一番非日常感を感じて充実する瞬間。
あと、基本的にコスイベはコスプレしてない人も参加してます。
規模が大きい場合は屋外で開催することもあります。苫小牧コスプレフェスタとかね。
とまこまいコスプレフェスタ第6幕
盛況にて無事に終了致しました‼️
ご参加頂きました皆様、ありがとうございます。
今年は最高の天候で気持ちよかったですね!
お気をつけてお帰りください❗#とまコス pic.twitter.com/6gMFvzrsMA— とまこまいコスプレフェスタ まいとマコ (@tomacosfes) November 5, 2018
屋外なんで、当然イベントやってると知らない通行人だっているわけですよ。
サブカルに縁の無い人にも楽しんで貰おうというのがイベントの趣旨です。
何も知識なしに単純に『かわいいから』『かっこいいから』『おもしろいから』って写真撮ってもらえるのスゴク嬉しいんですよ。
もちろんこれが無断で盗撮してくるようなカスなら論外。
「被写体の許可を得てから撮影」なんてコスプレに限らず基本的なマナーですからね。
…といっても、写真を悪用といってもたかがしれてますから、気にしない方が無難。
1人よりはだれかと行った方が楽しい
1人より誰かといった方がけっこう精神的にラクだったりします。
コスプレした友達と一緒に歩くのも楽しいです。逆に友達は普段着でコスプレするのは自分一人…って場合でも結構助けられます。
つーのも荷物を最低限しか持てなかったり、屋外のイベントでは衣装のままお店に入れないので、飲み物食べ物が手に入りにくかったりします。
お店側が協力的でコスプレOKの掲示があれば別だけど、イベント中なんも食えないとかザラです。
今まで参加したイベントで飯食えた機会って、1度しかないです(それもケーキだったり)。
そういうときに買い出しをお願いできる人がいると非常に心強いです。
一人参加は最初は抵抗こそありますが、10分ぐらいで慣れてきます。
…つうのも僕、
1、2回目はぼっち参加だった!
正直抵抗ありまくりで、呼びかけたゲーセン仲間が誰もこなかったりものすごーく心細かったよ…
なんで参加したのかというと、スタッフ側にゲーセン勢が居てから誘われたから。
明日江別のサブカルエキスポに誘われてコスプレすることになったんだけど、スタッフにUNI勢がいるだけでぼっち参加になりそうなんですが、誰か来ない!?ぼっちでコスプレとか恥ずかしさ限界突破だよ!!
— なー (@Na_sun) September 21, 2016
ちなみにイベント日はちょうどゲーセンの大会日とカブってたため誰も来なかった模様。
1回目は休憩時間中だけ同行しましたが、2回目は別件で不在だったため完全ぼっち。
覚悟決めるまで更衣室から出られなかった思い出があります。
じゃあぼっちコス参加がそんな修羅の道かというとそんなこともなく、一人でいるためか写真をお願いされやすくなります。
1回目は4時間ぐらい滞在して撤退しましたが、近くの高校の学生さんやおばあちゃんなど世代を問わず撮影をお願いされました。
2回目にはプロ仕様の機材を持ってきたガチのカメラマンに「ライドウさんがいる!」って声かけられて写真を撮影していただけました。
2017/09/30 #えべフェス02
デビルサマナー 葛葉ライドウ対超力兵団
なーさん @Na_sun
撮影させていただきありがとうございます! pic.twitter.com/d5qZaQdNjh
— ギック ₍⸍⸌̣ʷ̣̫⸍̣⸌₎ (@gickphoto) September 30, 2017
なんだかんだ一人でも楽しめます。
脱毛や筋トレはやるべき?
特に女キャラのコスをするときなんかそうですが、肌を出すキャラも多いので、無駄毛の処理が必須です。
女装するレイヤーさんもいますが、無駄毛びっしりだとけっこう不快感あります。
清潔感って重要ですからね。脱毛サロンに行けとまでは言わんので、カミソリ使って処理するようにしましょう。
ブラジリアンワックスとか、毛根ごとガッツリ除毛しちゃうやつはあんまオススメしません。
毛を抜いた後って赤くなるんで直近やると目立っちゃうし、抜いたところでけっこう早く生えてきます。
足を出すならタイツを履くという手もあります。
とはいえ、繊維の間から毛が出るので毛の処理はやっぱり必須になるんですけどね。
男キャラの場合は着込んで露出しない傾向にありますが、中には肉体美を披露するキャラもいたりします。
見栄えを良くするためにジム通いして肉体改造に励むのはモチロンいいことですが、重要なのは楽しむこと。
ジムとか通うのキツいって人は無理しなくてもいいとは思います…
…が!鍛えてたら羨望の眼差しで見られること間違いなし!
いやこれは凄いでしょう。焦りましたよ。
RT@unmatchsan @1934ao_cos 鉄拳シリーズ公式のプロデューサー様の目に留まった様です。
海外からのRTがバシバシ入りだしました。
それだけのお姿ですよマジで。pic.twitter.com/8byW1PMQ3F— Katsuhiro Harada (@Harada_TEKKEN) February 8, 2015
Twitterでシェアされて、完成度高ければ制作側まで伝わることもありますからね。
ちょっと頑張ってみたい場合はライザップとかジム行ってみたらいいんじゃないかしら。
ライザップって最初に目標とか聞かれるらしいけど「コスプレ目的です!」って言ったらどんな反応が返ってくるのだろう……
で、結論
サキにも述べましたが、
イベントを楽しむこと
コレが最重要です。
凝りすぎて足を踏み出せないのが一番モッタイナイです。
自分がやりたいキャラや、なりたい格好をして自分が楽しければOKなんですよ。
ただし、周りに迷惑をかけたり、不快感を与えないことが大前提です。
渋谷のハロウィーンなんかそうでしたが、ゴミ捨てたり調子に乗って軽トラ倒したりなんて論外ですよ!
渋谷ハロウィーンで軽トラ横転、4人逮捕 器物損壊容疑:朝日新聞デジタル
あと、武器を持つキャラもいるかと思いますが、殺傷力が出てくるレベルの模造刀を持ち歩くのもNG!
いつかの警察24時で放送されてましたが、ゾロのコスして刀持ってた人が銃刀法違反で捕まってました。
せめてダンボールとかで作った危なくないものにしましょう。
ちなみに持ち歩くべきではない理由は他にもあり、模造刀って重いしデカい。
屋外に持ち出した事は無いですが、一応僕も持ってます。が……
重いし持ち歩きにくい
2kgぐらいあります。完全に無駄な買い物。
コスイベって歩き回るのが基本なんで、下げてたら腰痛くなるし邪魔になるよ……
なんで撮影スペースで使うぐらいにしておきましょう。