中国のAppleとか言われてるらしいXiaomiの「Mi スマート体組成計」を買ってみました。
箱の側面には「Mi Body Composition Scale」って書いてるのでこっちが正式名称っぽいですね。
買った動機
この前「小樽アニメパーティー」行って、そん時に僕はライドウのコスプレしてきました。
その時の内容は下の記事参照の事よ。
で、衣装着るときに胸のあたりに召喚器をしまうベルトを締めたのですが、これがキツくなってたんです。
画像でいうこの部分。
アレ?もしや太ってる?
そんなことを考えてズボンに革ベルトを差し込んで締めようとすると、ベルトの穴が一番先までゆるめてピッタリになってました。
あ、これは太ってるな…
アニパ時点で僕の身長178cmに対して体重は74kgなんで、一応BMI的には標準とされる数値です。
肥満じゃあないにしても、衣装買った役5年ほど前はまだ65kgぐらいだったのでゆっくりと、しかし確実にデブってるわけですよ…
筋肉より脂肪が多い「隠れ肥満」ってこともあるらしいしね。体重もさることながら体脂肪が気になります。
なので、体脂肪など体重以外も計れる体組成計を買うことにしました。
価格もタニタだと1万円とか軽く超えちゃう中、これはその半分ほどの値段です。
有名メーカーのでもっと安いのがないかなーと思ってXiaomiに行き着きました
……全然効いたことないメーカーなんだけど…?
…海外通販してる人にはXiaomiは有名メーカーに入るんだよ
同メーカーから出てる「MiBand4」と同じくMifit対応で、体重の変化をスマホで見ることができるのも買うきっかけです。
いざ開封の儀
外箱はこんな感じ。国内で流通してないためか日本語は一切なし。
で、まず驚いたのが外箱が薄い。
今やってるFE風花雪月の限定版の箱とほぼ同じぐらい。
……まじでこの中に入ってるの?なんて思いながら取り出すとこんな感じ。
大きさは縦横おおよそ30cmほど。
4つ突いてる銀色の丸は電極で、ここから微量の電気が流れて脂肪や体の水分量を測定することができます。
脂肪は電気の流れ方で測定しており、脂肪が多いと電気抵抗が大きくなるので電気が流れにくくなるんですね。
で、薄い!暑さ3cmほどしかありません!
WiiFitボードに重ねて比較すると、その差は歴然。
上から見てもこんな感じです。
裏面には重さを量る足の部分と電池を入れる場所があります。
電池はまさかの単四電池4本!USB給電が主流の中でこれはびっくり。
単四電池なんて使うことなかったからさぁ…すぐにエネループポチりましたよ。
実際に使ってみた
最初にGoogle PlayかApp Storeから「Mi Fit」というアプリをインストールする必要があります。
僕の場合は1つ前に書いたMi Band4で使ってたので既にインストール済。
プロフィールから「デバイスを追加」を選び、
体重計を選ぶとペアリングが開始されます。
本体にペアリングのボタンとかなんもなかったので、どうやってペアリングするんだろう?
……と思ったら、体重を量ることでペアリングされます。
初っぱなから体重が見える見える……
これでペアリングが終わったので体重だけじゃなく体脂肪率とか色々測るため、もう一度乗ってみます。
乗ると、本体に数字が浮かび上ってきます。
これ、デザイン性を考えるとオシャレでいいのかもしれませんが、どっちが前かわからないという問題点もあったりします。
Mifitを起動した状態で乗ると、こんな感じで自動的に画面が切り替わって、体重がスマホに表示されます。
4つある電極に足をのせて測って待つこと10秒ほど、測定結果が表示されます。
内臓脂肪と水分量が引っかかりました。
体脂肪率はなんとか標準圏内なものの、20%を少し超えていたので「もう少しでやばいぞ」って出てきます。
これで測定できるのは
・体重
・体脂肪率
・水分量
・骨量
・基礎代謝
・タンパク質量
・筋肉量
・BMI値
・体型
の9つ。
これが10秒ちょっとで測定できるので、かなり気軽に身体の状況を見ることができます。
そして、測ると自動的にスマホにデータが蓄積されていきます。
自分の体重の変化が一目で分かるのはけっこうデカく、減量してる人なら体重が減るペースがわかってモチベーションも上がってきます。
毎日こまめに体重を量る習慣が身につくのが非常に大きく、1kg近く増えていようものなら
「1時間前に食ったカツ丼が原因だ……」
とか、すぐ原因が分かるんで対策も簡単に立てられるんですよね。
そして、測定結果から
・身体年齢
・理想体重
・体型
この3つが算出されます。
体型は体脂肪率と筋肉率から結果が出ます。
とりあえず標準体型ですが、目指すは細マッチョ体型!
総評
とにかく体重や体脂肪率などを量れて、簡単に変化を記録できる。
「毎日体重を量って、記録して」というのが数十秒で終わるため習慣化がものすごく簡単になります。
こまめに記録することで「カロリー高いの食べたら太るな」とか予測も立てられて、ポテチとかジャンキーな食品からも自然に遠ざかることでしょう。
おかげで揚げ物とかぜんぜん口にしなくなり、野菜中心の食生活になりました。
なーランチ pic.twitter.com/z49K3P1GNi
— なー (@Na_sun) September 14, 2019
ほうれん草とケールにちょろっとパルメザンチーズまぶして、オリーブオイルと塩かけてたべてます。
実際に効果もあり、以前は75kgとかまで出ることありましたが、食べた直後に測っても74kg超えなくなりました。
野菜そんな好きじゃなかったけど、低カロリーで健康にいいってわかると美味しく食べられるようになるもんですね。
実際に「体重減少のために自分の変化に気づくようにしたら痩せる」というのにはエビデンスもあったり。
Psychological interventions for overweight or obesity. – PubMed – NCBI
筋肉量とか基礎代謝も図ることができるんで、数値を上げるために身体鍛えるようになったりモチベーションもあがってきます。
僕は毎朝欠かさずFit Boxingをやるようになりました。
つーわけで、健康的な生活にはもってこいなガジェットでございましたよ。
ちなみに日本の代理店の商品紹介ページには「ペットの体重計れますよー」と言わんばかりに猫をのせてる写真があります。
……が、けっこうツルツルした触感なのでうちのにゃんこには不評。まともに乗ってくれません。
完全に警戒して乗ってくれない……(´・w・`)
ここで使うのが「赤ちゃんを測る」という機能。
自分の体重を量ってから赤ちゃんを抱いてもう一度計量し、その差分で赤ちゃんの体重を割り出すというもの。
名前の通り本当は赤ちゃんのための機能なのですが、同じようにしてペットの体重も測れます。
体重が5kg…貴様、また太ったな?