ハロー、おかえり同志。
今回はえぞ麦酒から発売されている「なまらにがいビール」をレビューします。
なまら
北海道弁で「とても」などの意味で、大泉洋の影響ですっかり全国区で知名度を得た言葉です…が、実際は死語に近くて年配の人以外はほぼ使いません。
そんな「なまら」ですが、これを商品名につけるだけで北海道の製品ということがわかるわけですから、なまら便利な言葉です。
このビールはあまり流通しているわけでないようで、僕の場合は札幌すすきのエリアにある「BEER INN 麦酒停」というお店で飲みました。
お店の外見からかなり独特…ちなみに地下にある関係で携帯電話の電波が届きません。
今回はビールに詳しい方に同行する形でしたが一人だったら尻込みしてたかも…
ちなみに禁煙だったので、タバコの悪臭などに邪魔されることなくビールを味わえるお店でした。
冷蔵庫に入ってるビールを取って飲むスタイルなんですが、その量がハンパではありません。
こんだけあって知ってるビールが一本もなく、見たことないビールしかない…
ビール知識はあまりないので、とりあえずどんなビールが好みなのか測るために最初に勧められたのが「なまらにがいビール」でした。
瓶に文字をペイントしただけの漢らしいデザインです。
このデザインからして相当苦いんだろうなと身構えてしまいます…このビールを真っ先に勧めてくるの悪意ないですかね？
裏に「なまら」という言葉の説明がありました。「女子高生弁」の存在が気になります。
飲んでみた
「なまらにがいビール」の概要はこんな感じ。
鼻を近づけると、ホップのいい香りがほのかにしてきます。
…ぶっちゃけ強烈に苦いのが怖いので恐る恐るグラスに口をつけてます…
覚悟を決めてグイっといってみましたが、さっぱりしていて軽く飲める味わい。
で、肝心の苦みについては確かに普通のビールよりは苦いっちゃ苦いんだけど「なまら」っていうほどか？というぐらい。
インディア・ペールエール（IPA）とか、あの辺の強烈な苦みを想像してたけど、かなり拍子抜けした感じ。
なーんて思ってたら…
飲んでちょっと経って、お通しが出てきたタイミングで遅れて口の中にグワアアアアアッッ！！！っと苦みが広がってきます。
酒を飲むとつまみがほしくなるって理由がよくわかりました。
お通しがチーズとウインナーの乗ったバゲットだったんですが、これが強烈な苦みを和らげることのできるので最高に相性が良いです。
あくまで初心者にお勧めできるか？という点に重きを置いているので、初心者にはオススメしにくいので評価は低めになりますね。
スーパーで買えるビールを一通り飲んで「こういう変わり種もあるんだよ」って中級者ぐらいになるときに飲んでみるといいかもしれません。
誰かと一緒に行って分け合って飲むならいいけど、一瓶飲むのはけっこうキツイです。アルコール度数もちょっと高めだしね。
ちょっと迷いましたが、美味しく飲めるので評価としては
オススメ度：★★☆☆☆
ってところかな？初心者向けとは言えないし、味も人を選ぶ部類に入るので、この評価にしましたよ。
Amazonの商品ページにもあるので、オンラインでも買えるようですので気になった方は1本手に取ってみてはいかがでしょうかね。
いじょ。
・内容量：355ml
・アルコール度数：6.5%
・原産国：アメリカ
・メーカー：えぞ麦酒株式会社