
しまった…余ったパーツでもう1台PCを作ろうとしたけど、OSを用意するのを忘れてた…

1万7千円…けっこういい値段するね…

一応、安く買える方法があるからそこまで出費はないけどね

ん?数千円で売ってるヤバそうなの買うつもり?

そんなキケンな真似はしない。ちゃんとした正規品を安く買える方法があるんだよ

…じゃあ今回はWindows10(プロダクトキー) OSを安く手に入れる方法を教えてもらおうか
劇的な安さは期待してはいけない
今回タイトルには“現実的な値段で”って強調を入れました。というのもこれを最初に肝に銘じておいてほしいのです。
アホみたいに安くなることはない
これだけは絶対に覚えておきましょう。1万円を切ることはほとんどないです。
Yahooショッピングで「Windows10」で検索したら超超激安で売られてます。もちろん全部が非正規品(ニセモノ)です。

3万円近くする「Windows10 Pro」が2,800円、安いところでは1,800円とかしてるところもありました。てかYahooもこんなのイチオシすんなよ。

レビュー見たら(ショップの自作自演だと信じたいけど)買ってる人がいるっぽいんだよね…
でも冷静に考えて欲しい。
3万円ぐらいで売られてるものが『大五郎』並まで値下がりするワケねーだろ!
別の例を出せば、ルイ・ヴィトンのバッグなんか10万円とか普通にします。これが新品で5,000円とかで激安で売られてたら誰だって偽ブランド品だってわかりますよね?
これと同じ事。そんな安くなったら利益なんて出ません。

平然と「安いからオススメ」とか言ってくる人がいたら縁切った方がいい。あからさまな偽物も見抜けないヤツが勧める品がいい物のハズがない

けっこうキツいこと言い切ったねぇ

無意識に陥れようとしてるから関わったら損だよ。あるいは「こいつチョロいから簡単に騙せるだろ」って悪意マンマンの詐欺師か…
「安すぎるモノは怪しい」ということは前提知識として、しっかり頭に入れておきましょう。やたら安いところを見かけたら、このブログを思い出していただければ幸い。
「Windows10 DSP版」なら安く買える
冒頭にもありましたが、通常のWindows10はこれぐらいの値段です。
せっかくなので、Yahooショッピングのリンクも乗っけます。間違ってもYahooショッピングからは買わないように!
ニセモノだらけの無法地帯がどんなもんかってのをスラム街観光気分で見ていただければと。
楽天なら実店舗があるお店が出品してるんで、多分大丈夫だと思います。
で、OS費用を安く抑えたい場合は「Windows10 DSP版」がオススメです。
通常版よりもそこそこ安くなってます。DSPとは「Delivery Service Partner version」の略。
メモリやHDDなどのPCのパーツとセット販売することで値段を下げてます。単品購入は出来ず、セットで買う必要があります。
主にツクモやパソコン工房など自作PCのパーツを売ってるところで販売されてます。もし単品で販売してるショップがあったら確実にアウトなお店。
ぶっちゃけ、特別な事情がなければDSP版で問題ないと思います。一応、安いなりにちょっとだけデメリットもあったりしますが、これは後ほど。
(2019/07/14追記)
DSP版もAmazonだと非正規品出回ってる……というウワサが出てます。
これも対策書いておきましたので、DSP版の購入を検討される場合こちらも読んどくと吉。
Windows10 DSP版の中身ってこんな感じです
通常のパッケージ製品だとUSBメモリが入ってますが、DSP版は封筒に厚紙でDVDとプロダクトキーが入ってる超質素なものです。

これを明けると、さらにプロダクトキーが書いてある厚紙が出てきます。プロダクトキーは銀シールを10円玉で削れば見えます。

厚紙を二つ折りにして両端をのり付けしただけの超簡素な作り。このなかにディスクはそのまま入ってます。緩衝材とかなんもなし。

内面はツルツルしてるので、そう簡単に傷つかない作りにはなってます。
インストールの時はこのディスクを基本的に使いますが、最近のPCはディスクドライブがないのも珍しくないです。
ディスクドライブがない場合は、下のリンクからダウンロードしてインストールできます。
Windows 10のダウンロード
ちなみに前述のとおり、DSP版購入には一緒にパーツを買わないといけないのですが、僕は一緒にこれを買いました。

PCI-E部分に差し込むLANカード…大概のマザーボードには最初からついとるわ!てか無線接続が主流の時代にいらねーよ!
でもこれをセットにしないとWindows10も買えないので仕方なく購入。セットで11,980円(税込)と、十分に安い価格でした。
Windows10だけ欲しい人がいることもお店側はよくわかってます。これは安く売るためだけにお店が用意したいわば捨て駒です。
Windows10 DSP版を購入するメリット
安いこと。以上。たったこれだけですが十分なメリットです。OSにお金かける要素なんて、そうそうないですから。
ちなみに「Windows 10 Pro DSP版」もありますが、こちらは法人向けの機能が加わってます。
Bit Locker、Hyper-Vとか…何のことかわからなければ使う機会は訪れないので、普通のやつ(Home)でいいでしょう。
Windows10 DSP版のデメリット
DSP版は規約上、付属してきたパーツを取り付けたPCにインストールする必要があります。
・付属したパーツを取り付けたものとは別のPCにインストールする
・付属してきたパーツが故障したりして取り外した状態で使う
このような使い方をすると、ライセンス違反になります。
なので、PCが故障したから別のPCにライセンスを移す…ということはできないです(付属してきたパーツごと移すならOK)。
…まあライセンス違反というだけで、付属してきたパーツが組み込まれているかなんて判別できないので、取り付けなくても問題なく使えます。
コピー品とかじゃないし罰則も例がないしね。また、DSP版はインストールも含めて無償サポートの対象外です。
そもそもOSを買う必要がある人って限られてる

とりあえず製品の特徴としてはこんな感じ。まあOS単体で買うことってあんまりないんだけどね
基本的にOSを新しく必要とする人って
・自作PC始める人
・会社からPCをもらってライセンス切り替える必要がある
・ハードオフとかからジャンク品を買って修理して使う猛者
ぐらいです。最近だと、ショップで組み立てるオーダーメイドのPC(BTO)もOS付属版が標準です。
もしWindows7搭載のPCを買っていて、Windows10にアップグレードするために買おうとしている場合は、型落ちしてるからPCそのものを買い換えた方が絶対いいです。
意外とWindows10が要求するスペックって高いので、OSだけ入れ替えても動作が遅くてかえって使いにくい…なんてことになりかねません。
今の時代、ノートPCで出来る大抵のことはスマホで出来るので、PCを買い換える場合はデスクトップPCの方が絶対オススメです。
Dellなど海外メーカーはモニターが別売りで余計なソフトも入ってないので、安く上がって取り回しがききます。Windows10も最初から組み込まれてます。
デスクトップPCだとモニターも大画面になるので、スクロールせずとも多くの情報を見ることが出来ます。映画見るときとかも迫力段違いだしね。
自作PCをカスタマイズして長年使い続けているなら、OSのサポート終了を機に最新のWindows10を買うってことはあるんですが、今やPCを自作する人も減りましたからねぇ…
僕が中学生の時にシムシティ4がやりたくて自作したPCは、未だ現役でメインマシンとして動いてます。
ケース以外全部変わっちゃったけどね。当時はビデオカードの形式もAGPでした…というと、わかる人には年齢がバレる?
当時周りがケータイ持ち始めたり、オシャレに金かけてる時、僕は出たばかりのCore2 Duoに金をかけました。意外と自作PCやってる人の中では古参になりそう。