【tp-link KASA レビュー】|hue高すぎ?コイツは4,000円で買えるんだぜドク

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「KASA」って電球買ってみたんだけど、これがなかなか面白いものだった

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面白い?ただ照らすだけじゃないの?

一部の家電ヲタの間でしか知られてなかったフィリップスのhueが、今やビックカメラとか家電量販店で大きく取り上げられるようになってきました。

この電球、高いんですが

・Wi-Fiを通じてスマホから遠隔操作が可能
・特定の時間に点灯・消灯ができる
・光の強さを調整できる
・好きな色に切り替えができる
・LEDなので省エネで寿命が長い

こんな超ハイテクな機能が詰まってます。

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時間を設定しての点灯機能は目覚ましとして使うって人もいるね

光の強さや色は時間に応じた設定が可能で、朝は明るく、夜は薄暗く…なんて使い方も可能です。

色は真っ白な昼光色や黄色がかった電球色はもちろん、青や赤色にも切り替えられます。

なにってこれAmazon Echoとかで操作ができるんですよ。

ベッドから「アレクサ、電気消して」って言えば、ベッドから出て電源スイッチを押す手間もなく電源を入れたり切ったりできます。

しかしhueは単体では使えず、ブリッジが必要です(Echo Plusがあるなら不要)。なんで基本的にスターターキットが必要です。

…が、価格がヒジョーに高くって…

Philips Hue(ヒュー)スターターセットv3 | E26スマートLEDライト3個+ブリッジ1個 | 【Amazon Echo、Google Home、Apple HomeKit、LINEで音声コントロール
フィリップスライティング(Philips Lighting)

2万越え!

増設したりするための電球1つでも5,000円overです。

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いろいろできるのはわかるけど、さすがに高すぎない?

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そう思うでしょ?メーカーにこだわりなければ、安くてイイのがあったりする

tp-linkが出している「KASA」という電球なら、電球単体で上記の機能が使えるんですよ。しかも電球も安い!



買って部屋に取り付けてみた

類似品なら2,000円台でAmazonに売ってるんですが、ソケットの口径サイズが日本では使われない大きさで買ったところで取り付けできなかったりします。スピーカーとか要らない機能ついてるし

しかしKasaは日本でも多く流通しているサイズ「E26」なので、適当なデスクライトなんかに取り付けられます。

こういうやつ。知る人ぞ知るアニメ「ルクソーJr」にこんなの出てきましたね。ピクサーのアレと言えばわかります?

ちなみに僕は部屋全体を薄暗く照らせる程度に明るいデスクライトとして使いたかったので、壁掛けのコイツを買いました。

これにKasaをつけて壁にとりつけると…

裸電球!

電球に白い膜がついていて、広範囲に光が拡散されてます。直接見てもそこまでマブシくない。

光量を最大にしてもあまり明るくならないので、リビングで使う場合は1つじゃキビシそうです。

逆に寝室とか狭い部屋で使うにはちょうどいいです。大きさ6畳の部屋に設置するデスクライトとしては完璧。

僕のPC周りを撮ってみました。電球色なんで温かみを帯びており、自室で落ち着くときは明るすぎないので最適です。

電球の真下に色紙飾ってるので日焼けの心配がある…かもしれませんが、日焼けの原因となる紫外線は非常に少なく、LEDでは電球の100分の1ほどなので日焼けや変色の心配はありません電球の真下の色紙がルーミアなのはなんの皮肉か

明るさは本当にちょうどよく、ICL手術受けて強い光を見ると光の輪が見えてしまうんですが、明るさ最大でも意識しなければ気にならないぐらい。



 

KASAの使い方

スマートフォンにアプリをインストールして操作するのがメインですね。Android、iPhone両方イケます。

デバイス追加画面(画面右上の「+」)に「スマートLEDランプ」って出てくるので、選んで画面の指示通りにやればスマホで電球の操作できるようになります。かなり簡単。

デバイスの名称は自由に設定できますが、Echoとかスマートスピーカーで操作するときに設定した名前を呼ぶ必要があります。なので呼びやすい名前を設定しましょう。

Amazon Echoで操作するときは、Alexaアプリのスキル検索から「kasa」と入力して出てくるスキルを有効にしましょう。

スキルを有効にしたら、スマホで作ったアカウント情報を入力して「端末を検出」で電球を見つけるだけです。

ちなみに僕は名前を『デスクライト』にしてます。他に操作する照明がなければ『電気』って名前にすれば「アレクサ、電気つけて」って言えばオンにできます。

プリセットに「オートホワイト」ってあるんですが、これを選ぶと時間にあわせて明るさが自動的に変わるようになります。

昼は光量最大になり、夜になるにつれて明るさが徐々に弱まっていく…なんて日周期(サーカディアンリズム)にあわせた明るさにしてくれます。

これ、一日中家に籠もってる人間にはとてもありがたいですよ。暗くなったら眠るってライフサイクルにすれば昼夜逆転防げますしね。

さらにタイマーで電源切り替えだけではなく、明るさや色を指定して特定の時間に点灯・消灯させることが出来ます。

例えばこんな感じ

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朝はわかるけど、この夜の設定はなに?

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夜に暗くなるようにして「もう寝る時間か」って分かるようにしてる

ゲームとかハマると寝るタイミング逃すんで、23時になると明るさが3分の1ほどになり、30分後には完全に消灯するようにしてシステマチックに夜更かしを防いでます。

朝は7時に自動で電気がつきます。これを全部自動やってくれるんすよ。



安価な「KL110」と、色を自由に設定できる「KL130」

Kasaには「KL110」「KL130」の2種類がありまして、違いとしては「KL130」は色を自由に変えられます。

「KL110」は電球色のみですが、その分価格は半分ほど。階段とか色を変える必要がない場合はこれでいいかも。

でも、自室とかくつろいだり仕事したりする場所では「KL130」をオススメします。

例えば僕の場合、集中したいときはKasaを青色にしてPCデスクに向かってます。

っつーのも目に映る色は青か緑色の方がパフォーマンスが上がる(細かい作業する時は赤い方が良い)って論文がありましてな…

Blue or red? Exploring the effect of color on cognitive task performances. – PubMed – NCBI

実際、作業するときの色を決めて、色を切り替えてから仕事を始めるとけっこうメリハリがつくんですよ。

休憩する時は緑色にしてます。わざわざアプリ開かずとも「アレクサ、デスクライト緑色にして」って言えば切り替えられて一息つけます。